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「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気
2017/05/28(Sun)
「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気

キッズドア 渡辺由美子 オフィシャルブログ

前川前文部科学省事務次官が、加計学園をめぐる文書で記者会見をされた。

様々な憶測が流れていて、何が真実か見えづらい。



実は、前川氏は、文部科学省をお辞めになった後、私が運営するNPO法人キッズドアで、低所得の子どもたちのためにボランティアをしてくださっていた。素性を明かさずに、一般の学生や社会人と同じようにHPからボランティア説明会に申し込み、その後ボランティア活動にも参加してくださっていた。

私は現場のスタッフから「この方はもしかしたら、前文部科学省事務次官ではないか」という報告は受けていたが、私が多忙で時間が合わず、また特になんのご連絡もなくご参加されるということは、特別扱いを好まない方なのだろう、という推測の元、私自身は実はまだ一度も直接現場でお目にかかったことがない。



担当スタッフに聞くと、説明会や研修でも非常に熱心な態度で、ボランティア活動でも生徒たちに一生懸命に教えてくださっているそうだ。

「登録しているボランティアの中で唯一、2017年度全ての学習会に参加すると○をつけてくださっていて、本当に頼りになるいい人です。」

と、担当スタッフは今回の騒動を大変心配している。年間20回の活動に必ず参加すると意思表明し、実際に現場に足を運ぶことは、生半可な思いではできない。

今回の騒動で「ご迷惑をおかけするから、しばらく伺えなくなります」とわざわざご連絡くださるような誠実な方であることは間違いがない。





なんで、前川氏が記者会見をされたのか?

今、改めて1時間あまりの会見を全て見ながら、そして私が集められる様々な情報を重ねて考えてみた。

これは、私の推察であり、希望なのかもしれないが、彼は、日本という国の教育を司る省庁のトップを経験した者として、正しい大人のあるべき姿を見せてくれたのではないだろうか?



私は今の日本の最大の教育課題は「教育長や校長先生が(保身のために)嘘をつく」ことだと思う。

いじめられて自殺をしている子どもがいるのに、

「いじめはなかった」とか

「いじめかそうでないかをしっかりと調査し」

などと、校長先生や教育長が記者会見でいう。

「嘘をついてはいけません。」と教えている人が、目の前で子どもが死んでいるというこれ以上ひどいことはないという状況で、明らかな嘘をつく。

こんな姿をみて、子どもが学校の先生の言うことを信じられるわけがない。



なぜか学校の先生には、都合の悪いことが見えなくなる。周りの生徒が「いじめられていた。」と言っているのに「いじめ」ではなく、「友達とトラブルがあった」とか、「おごりおごられの関係」になったりする。

それは今回の、あるはずの文書が「調査をしてみたが、見つからなかった。」であり、「これで調査は十分なので、これ以上はしない。」という構図とよく似ている。



自分たちの都合のいいように、事実を捻じ曲げる。

大人は嘘をつく。

自分を守るためには、嘘をついてもいい。正直者はバカを見る。



子どもの頃から、こんなことを見せられて、「正義」や「勇気」のタネを持った日本の子どもたちは本当に、本当にがっかりしている。何を信じればいいのか、本当にわからない。

小さなうちから、本音と建前を使い分け、空気を読むことに神経を尖らせなければならない社会を作っているのは、私たち大人だ。





「あったものをなかったものにできない。」



前川氏が、自分には何の得もなく逆に大きなリスクがあり、さらに自分の家族やお世話になった大臣や副大臣、文部科学省の後輩たちに迷惑をかけると分かった上で、それでもこの記者会見をしたのは、

「正義はある」

ということを、子どもたちに見せたかったのではないだろうか?



「あったものをなかったものにはできない。」



そうなんだ、嘘をつかなくていいんだ、正しいものは正しいと、間違っているものは間違っていると、多くの人を敵に回しても、自分の意見をはっきりと言っていいんだ。



子どもたちとって、これほど心強いことはない。



「正義」や「勇気」のタネを自分の心に蒔いて、しっかりと育てていいんだ。

どれほど心強いだろう。





今回の記者会見は、前川氏にとっては、何の得もないが、我々日本国民には非常に重要な情報である。報道によれば、くだんの大学のために、37億円の土地を今治市から無償譲渡し、96億円の補助金が加計学園に渡る計画だという。

もし、大学が開学すれば、さらに毎年国の補助金が渡ることになる。



96億円の補助金とはどれぐらいの額だろうか?

昨年、私たちを始め多くの団体やたくさんの方々の署名によって実現した給付型奨学金の年度予算は210億円だ。一人当たりの給付額も少ないし、人数もとても希望者をカバーできるものではない。なぜ、こんなに少ないのか?というと、「国にお金がないから」という。



お金がないのに96億円、土地も合わせれば136億円もの税金を投じて、新たに逼迫したニーズを見られない獣医学部を作るお金を、給付型奨学金に回したほうがいいのではないだろうか?



前川氏の記者会見は、このような税金の使い道について、もう一度国民がしっかりと考える機会を作ってくれた。



今、憲法改正による教育無償化がにわかに浮上している。私は教育無償化に賛成だ。いや、賛成だった。

しかし、大学の設置や補助金に信頼性が置けない現状では、憲法を改正してまで教育無償化を急ぐことに、大きな疑念が生じている。

結局、あまり市場ニーズのない、教育力のない大学等に、「子どものため」と言って税金がジャブジャブと投入され、子どもは質の良い教育を受けられない状況は変わらずに、一部の人だけが豊かになる。

そんな構図が描かれているとしたら、恐ろしいことだ。



これが事実かどうかは、わからない。しかし、そんなことを考えさせてくれる。



記者会見は、前川氏や彼の家族にとってはいいことは何もないが、本当は必要のない大学に多額の税金が使われるという、大きな損失を防ぐかもしれない。そのために、彼は勇気を出し正義を語ったのではないだろうか?



「あったものをなかったものにはできない。」



何が真実なのか、私たちはしっかりとこれからも探求していかなければならない。



今後、どのように動くのか全くわからないが、私たちは、文部科学省というこの国の教育を司る省庁のトップに、強い正義感と真の勇気を持った素晴らしい人物を据える国であり、時に身を呈して、国民のためにたった一人でも行動を起こす、そんな人が政府の中枢にいる国だということは間違いない。



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呪いの電話ww
2015/01/12(Mon)
保守分裂の選挙戦となった佐賀県知事選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元総務省過疎対策室長の山口祥義氏が、自民党と公明党が推薦する新人などを破り、初めての当選を果たしました。

佐賀県知事選挙の開票結果です。
▽山口祥義(無所属・新)当選、18万2795票。
▽樋渡啓祐(無所属・新)、14万3720票。
▽島谷幸宏(無所属・新)、3万2844票。
▽飯盛良隆(無所属・新)、6951票。
無所属の新人で元総務省過疎対策室長の山口氏が、自民党と公明党が推薦する前の佐賀県武雄市長の樋渡氏などを破り、初めての当選を果たしました。
山口氏は49歳。平成元年に旧自治省に入り、長崎県の総務部長や総務省の過疎対策室長などを務めました。
今回の佐賀県知事選挙は、古川前知事が先の衆議院選挙に立候補するため辞職したことを受けて行われたものです。
自民・公明両党が、閣僚や党幹部を相次いで送り込み、樋渡氏を支援したのに対し、農協の政治団体「佐賀県農政協議会」など、一部の自民党の支持団体や地方議員は、樋渡氏の市長時代の政治手法に反発して山口氏を支援し、保守分裂の激しい選挙戦となりました。
選挙戦で、山口氏は、総務省で過疎対策に取り組んだ実績を強調し、農作物をブランド化して海外にも販路を拡大するなど地域経済の活性化を図りたいと訴え、自民党や民主党の支持層のほか、いわゆる無党派層など幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150111/k10014607651000.html

佐賀県では、投票日前にアベシンゾーから不気味な自動音声電話がかかっていたらしく、
おそらくは、これが原因で自民支持層も目が覚めたんだと思いますねw
てか、滑舌悪すぎてナニ言ってんだかわからないw
いきなり電話かかってきて、自動音声でゴニョゴニョ言われたんじゃ佐賀県民もたまったもんじゃないです。
どこのB級ホラーだよww

確実に消されると思うので、皆様はお早めにお聞きくださいw↓


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新年あけましておめでとうございます
2015/01/01(Thu)
新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します(^^)

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元旦はいつも京都の料亭旅館で過ごすので、今から妻の実家に挨拶に行って、それから京都です。

そして、平安神宮で初詣をしてから、いつもの1年が始まります。


日経225先物は5日からですが、FXは明日からですね。

今年もボチボチがんばりましょう(^^)


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今年最後の記事です
2014/12/31(Wed)
2015年4月から、公的年金を受け取るすべての人の年金額が抑制されることが確実となった。

 物価の上昇などで、04年の年金改革で導入された抑制策「マクロ経済スライド」が初めて適用されることになるためだ。受け取る年金額そのものは、物価や賃金の上昇に伴って増えるが、抑制策などで上昇分が抑えられる。読売新聞試算では、40年間サラリーマンとして働いた夫と専業主婦によるモデル世帯の場合、年金の伸びが月約3400円分抑えられる計算だ。

 マクロ経済スライドは、物価が上がると年金の支給額が同時に増えてしまうため、一定程度を抑制する仕組み。総務省が26日発表した11月の全国消費者物価指数は、前年同月に比べて2・7%上昇した。10月までの数値を含めて試算すると、1~11月は前年同期比2・8%プラスとなり、12月も含めた1年間の物価が上昇することが確実だ。これまで抑制策が適用されてこなかったのは、物価が下がるデフレが長引いたことも要因の一つだ。

 厚生労働省は、現時点で支給額を抑制する割合(調整率)を1%程度と見込んでおり、最終的な調整率は来年1月に決まる。
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2014年12月27日 03時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

大納会の日経平均株価は、前日比279円安の1万7450円と2日続落して2014年の相場を終了しましたね。
いつもは強い12月ですが、最後の2日で大幅安でなんとも不吉な終わり方でした。
なんせ実体経済を反映した株高ではないから、いずれ化けの皮がはがれます。
アベノミクスで厚生年金・国民年金の積立金130兆円のうち半分も株に投資する(でも、国家公務員の年金積立金は、ほとんどが国債で運用され、株にはわずか16%の投資です。ちゃっかり、国家公務員の年金だけは安全第一運用www)ことが決まって、
国民の老後資金つっこんで株高が演出されてるわけですが、こんな異常な国は日本だけです。
米国では公的年金積立金は、全額非市場性の債権と同等の運用がなされています。
クリントン政権下で株に投じられようとしましたが、国会で反対論が出て廃案になりました。
わが国では、来年4月からの年金が抑制されることが確実になりましたが、
株につっこんだ年金基金もほとんどが溶けてなくなると思うので、私が爺さんになるころには年金支給額は今の3分の一ぐらいになって、おまけに支給開始年齢が80歳からになっていそうですねw
今の時代ほど、個人が資産運用に真剣に向き合わないといけない時代はないでしょう。

そんなことより、おせち料理だw
今年は行きつけの日本料理店とイアリアンのコラボおせち料理です。
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和食ばかりは飽きますが、洋テイストの肉があるといいですね。
シャンパン飲みながら、今宵はゆっくりと(^^)

今年最後に、セミナー受講者様からのメール紹介↓

師匠、あっさり美味しくボーナス頂きました。有難うございます。(^^)

年末は家族で温泉旅行に行ってきます。普段行けないところ予約しました。パーっと、家族で遊んで来ます。


正しい投資運用は潤沢な老後資金確保するだけでなく、今現在の生活もうーんと豊かにします。
来年は、明日は、もっといい年、いい日になるという確信からのみ夢も希望も生まれてくる。
皆様にとって、来年もいい年である事を確信しております(^^)

本年もありがとうございました。
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ウィーンです
2014/12/21(Sun)
成田から直行便でウィーンです。

今回は初のオーストリア航空。液晶が大きくて新しいのでハイテクに感じますw

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いつもようにワインリストは全制覇します(^^)

意外にオーストリアは白ワインの一大産地でもあって、ワインは上質なんですね。

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到着して、さっそくクリスマスマーケットへ。

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日本人、とうかアジア系がほとんどいないので、地元の人ばかりで盛り上がっております。

私は温かいグリューワインが大好きなんで、いろんな屋台を回って飲みまくりですw

ただ、ドイツに比べて高いです。

1杯7ユーロで、マグカップを返すと3ユーロ返ってきますから、実質は4ユーロですね。

日本円換算で600円。高い!!

ドイツで数年前は日本円換算で200~300円だったのに・・・。円安恐るべし(><)

複合的要因からして、今後は怒涛の円安になると思うので、海外旅行は今のうちに行ったほうがいいでしょう。

今回は、今までと同じノリでお金使ってたらすぐにお金がなくなり、再度の現地両替です。

オーストリアの物価のせいもありますが、いや、マジでお金なくなるの早いですw

日頃、ブログで言ってますが、円安で喜ぶのは輸出大企業とその株主のユダヤ金融だけ。

購買力=国力ですから。国民にメリットはないですね。

今からホテル移動なので、またのちほど(^^;)

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