アマゾンの光と影~時間泥棒は誰?~

アマゾンの光と影~時間泥棒は誰?~

先日、妻がアマゾンの通販でドライヤーを購入しました。

私が驚いたのはその配送スピード・・・・夜に注文したものがナント翌日のお昼には配達されていました。

商品が早く届くのは便利なのですが、

あまりの早さに“アマゾンっていったいどんな流通システムなんだろ??”との疑問が沸いてきました。

気になると自分で納得いくまで調べないと気がすまない私は、

早速アマゾンなる“謎の企業”を調べて見ました・・・。

いろいろ調べてわかったのは、アマゾン社の極めて超効率主義といいますか、超ドライな企業風土でした。

同社の超速流通システムの基幹をなすのは、ハイテクシステムなんかではなく、

実にローテク・・・つまり人の手によるところが大きいのです。

アマゾンの配送センターには時給900円ほどでアルバイトするパートタイマーが多数勤務していて、

客の注文に応じて1分間に3冊の書籍を棚から拾い出すという過大なノルマを黙々とこなしながら、日々働いているのです。

昇進や褒賞があるわけでもなく、二ヶ月契約という不安定な雇用に怯えながら・・・だそうです。

リストラや倒産などで職を失った30、40歳代のパートタイマーも多いらしく、

当然彼らも20歳のフリーターや学生と同じく時給900円・・・。

1分間に3冊のノルマがこなせないなら、もちろん契約更新はなく“クビ”になります。

外資系新興ネット企業であるアマゾンに人々は、

「ローテクな人間」よりも「ハイテクなシステム」を連想します。

ところが、実際のところ、

アマゾンのスピード配送はこんなにも労働集約的でドライな苛烈労働が支えているのです。。。。

アマゾンのような外資に限らず、国内でもトヨタ自動車なんかの“カイゼン”は有名です。

カイゼンとはすなわちさらなる合理化・効率化です。

トヨタの取引会社にはストップウォッチをもった監査担当がいきなりやってきて、その働きぶりを査定します。

作業効率がトヨタの設定するノルマにかかれば、即“指導”がなされます。

自動車の作業工程は多岐にわたっており、

特に組み立てライン作業はわずかなミスも許されない過酷な現場です。

そこでは、技術指導だけでなく従業員の細かな手足の上げ下げ、果てはトイレの頻度まで指導されます・・・。

ここまでくると人間というよりはロボット・・・。

派遣で働いている方だと、ここまでして働いても業績が悪ければ生産調整でスグ解雇・・・。

人間としての労働意欲や尊厳などは完全に“蚊帳の外”なのです。


私はチャップリンの名作「モダンタイムス」を思い浮かべました。

この作品は資本主義社会の行き着く先を予見した天才チャップリンの映画です↓
image33.jpg
工場で働くチャーリーは、ひたすらねじ回しを繰り返す作業の末に発狂しトラブルを起こす(巨大歯車に巻き込まれる有名なシーンはここで観られる)。最終的に病院送りになった彼は退院した矢先にふとしたことがきっかけでデモ団体のリーダーと間違われ捕まってしまうが、脱獄囚を撃退した功績で模範囚として放免される。仕事も紹介されたが上手くいかず辞めてしまい、街をうろつく生活に。そんな中チャーリーは独りぼっちの浮浪少女(ポーレット・ゴダード)と出会う。 意気投合したチャーリーは二人の為に家を建てるという夢を胸に一念発起とばかり働き出す。 デパートの夜回り、工場の技師の助手と仕事を獲得するが結局駄目で、しかも二件とも警察沙汰になるという不運な結果に終わるが、少女が勤め始めたキャバレー(今日見られる男性向けのものとは違い、ダンスステージつき居酒屋のような所)のウェイターの職を得る。 見世物も大成功するなど上々だったのだが、少女の微罪の為そこも追われてしまう。 そして最後に二人は、現代社会の冷たさと束縛に囚われない自由な生活を求め、旅立っていくのであった

アマゾンやトヨタが憑かれたようにひたすら効率性・合理性を追求するのは、当然生き残るためです。

では、なぜそこまでしなければ生き残れないかといえば、

最終消費者である我われがさらなる「快適さ」「利便性」「安さ」を常に求めているから・・・ではないでしょうか?

先日のブログでミヒャエル・エンデの「モモ」を取り上げましたが、

その物語のなかで登場する、人々から余裕を奪う“時間泥棒”とは、大企業の経営者や株主ではなく、

その正体は、私たち自身なのかもしれません。

配送が一日遅くたって、燃費効率が少し悪くたって人間死にやしません。。。。

逆に言えば、

配送が1日早くなって幸せだなあ~と思うでしょうか?

燃費が1キロよくなってサイコーって思うでしょうか?


進歩することは大事ですが、人間だから当然限度があります。


携帯電話もない時代、いや、パソコンも普及していない時代、

いやいや、ビデオデッキも珍しかった時代・・・・のほうが街に活気があり、

何よりの人々の笑顔が今より輝いていた・・・・と感じるのは私だけでしょうか??


モノがあふれて、便利になればなるほど、

人間に余裕がなくなってきています。。。。


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プロフィール

相場歴20年の個人投資家です。

Author:相場歴20年の個人投資家です。
投資歴20年の専業トレーダーです。
証券会社の担当営業マンに電話注文するのが取引の主流だった時代に親のすすめで相場の世界へ・・・当時600万円で購入した値がさ株があっという間に850万円になり株にのめり込むものの、所詮はビギナーズラックというやつでそこからはボロ負けのフルボッコに。
現物株、先物、商品、投資ファンド、FXすべてに手を出して家一軒分の投資資金をきれいさっぱり溶かす。
失意のどん底にあるときに、突然、天啓のごとき閃きでオリジナルのトレード手法を開発。本当の敵は、「常識」や「思い込み」だときづく。
相場の世界は、一見ダイヤモンドに見えるものが石ころで、一見石ころに見えるのがダイヤモンドだったりする。
実体があるものと思い込んで必死で追いかけてるものは影だったりする。
だから勝てないだけ。

ここ数年でAI(人工知能)による売買が主流となり、相場と対峙していてもかつてのような人間臭さはまったく感じなくなりました。
かぎりなく無味無臭でフラットな世界になってきた印象です。
昔だとちょっとしたマーケットのクセやアノマリーは数年の賞味期限
がありましたが、今はあっという間に雲散霧消してしまう。
考えてみれば当たり前です。世界一のチェスプレーヤーや将士すらまったく勝てないようなAI(人口知能)が相手なんですから。
しかも、開発者はノーベル賞クラスの地球トップレベルの学者ばかりです。

いよいよ総力戦になってきた。

ブログ歴10年。
強いご要望にお応えしてFXデイトレ配信とバイナリーオプションのポジションメール配信サービス再開です。
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これからの超長寿時代にあって、年齢も性別も学歴も職歴も地理的要因も関係なく、
世界中で365日24時間オカネを生み出すチャンスがあるのは、こうした相場の世界だけです。地球最大規模のオンラインカジノともいえますが、持たざる者、何もない普通の人ほど投資リテラシーを身に付けるべきだというのが私の一貫した持論です。
配信サービスだけでなくリアルタイム実戦トレードの個別指導も行っております。
勝てなくて当たり前、負けて当然の戦場ですが聖杯は存在します。
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時事ネタも毎日更新です。
よければ膨大な10年間の過去記事もご覧ください(笑)


座右の銘は「人間万事塞翁が馬」「諸行無常」

永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように生きたい。

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